テート・ラビアンカ殺人事件の概要 3
テートやラビアンカ夫妻が殺されてから、一連の殺人事件首謀者のマンソンが殺人罪で逮捕されるまでに、
実はマンソンとその取り巻き=通称ファミリーのメンバーたちは、窃盗や麻薬の密売の常習犯として、
警察の手入れを何度も受けていました。
しかし、当初はファミリーのメンバーがテート=ラビアンカ事件の犯人であることを、警察は全く掴んでいませんでした。
そして、事件から1週間しか経っていない8月16日に、マンソンは警察の手入れにより、自動車窃盗罪と強盗罪で、
ほかのメンバーと共に逮捕されました。
しかしその後、証拠不十分で釈放されています。
マンソンとそのファミリーは、テート・ラビアンカ事件で証拠隠滅したことに相当の自信を持っていたようで、
マンソンは最後に逮捕された時も、すぐに釈放されると高をくくっていたようです。
しかし、マンソン最後の逮捕の際に同じく逮捕されたファミリーのスーザン・アトキンスが、拘置所で知り合った
囚人仲間にシャロン・テートを殺したことを衝動的に話してしまったことが発端で、芋づる式に真相が明らかにされました。
それまでに、警察も徐々にマンソンファミリーが事件に関与した証拠を積み上げていて、マンソンをはじめとする
ファミリーのメンバーが、殺人罪で起訴されることになったのです。
事件から約4カ月後の12月1日、警察は記者会見を開き、テート・ラビアンカ事件の解決を発表しています。
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