家族ができること

マインドコントロール・洗脳を解くには、プロの介入が不可欠です。

しかし、マインドコントロール・洗脳された人を支えていくのはあくまで家族であり、家族にもできることが沢山あります。

ではここで、家族ができることについて、幾つかのポイントを挙げます。

充分な休息、栄養、時間を与える

カルト集団に属すると、極端に睡眠が削られ、栄養状態もままならない状態にされることが多いので、まず睡眠時間を
しっかり確保し、栄養たっぷりの食事を与えてあげるようにしましょう。

充分な栄養と睡眠は、思考能力回復を促します。

また、自分ひとりで向き合う時間、リラックスする時間も確保してあげましょう。

家族がカルトについて理解する

マインドコントロール・洗脳を受けた身内は、カルト教義に基づいた考え方しかできなくなっています。

ですから、まず身内がカルトについて理解し、相手の心に寄り添うようにすることが大切です。

相手を孤独から解放させ、「自分たちは味方だ」と暗に示す意味でも、家族側がカルトに対する理解を深めることが必要です。

会話は常に肯定型で

相手の言っていることが理解できず、マインドコントロール・洗脳を受けた側とその家族は、しばしば衝突を起こします。

衝突は、相手が心を閉ざすきっかけにしかなりません。

こちら側が歩み寄り、カルトの考え方しかできない相手の話に耳を傾け、できるだけ同調してあげることが必要です。

そしてそのことが、相手の心を開かせる大きなステップになります。

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法は、数々のスパイを寝返らせてきた元FBI捜査官の心理テクニックが書かれた本。
「まあね…」はウソのサイン、唇を触る人は不安を感じているなど、実践的なコミュニケーション術が公開されています。

2015年の発売から、継続的に売れ続けている良著。
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定義と用語解説

マインドコントロールにかかる心理

具体的なマインドコントロール・洗脳の方法

マインドコントロール・洗脳されないためには

マインドコントロール・洗脳を解くには

マインドコントロール・洗脳事件簿

以下にご紹介するのは、世界で実際に起きたマインドコントロール・洗脳事件です。

MKウルトラ計画

パトリシア・ハースト事件

オウム真理教事件

統一教会

ホームオブハート事件

神世界事件

ライフスペース

テート・ラビアンカ殺人事件

集団自殺事件

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