洗脳解除後の苦悩

マインドコントロール・洗脳の解除に成功すると、一見一段落したように見えます。

しかしある意味で、ここからが、本当の苦悩の始まりなのかもしれません。

マインドコントロール・洗脳から解放されたら、今度は自分の今までしてきたことや、自分をマインドコントロール・
洗脳した人々に対する否定感情に苛まれることが多くなります。

そして、そういう時こそ、家族がしっかり支えてあげる必要があります。

以下、最も可能性のある事柄について挙げてみます。

自己否定感情、悲観主義

今まで自分が費やしてきた時間や情熱が何の意味もなかったと否定したり、反社会的運動に参加してしまった自分を責めたり、
またカルト集団に身を委ねてしまった自分に対して怒りや悲しみを覚え、苦しみます。

今後の自分に対する大きな不安

マインドコントロール・洗脳から解放された人は、新しい生活を始めていきます。

そこでは、全てを再構築していかなくてはなりません。

それに対する適応力があるかどうか、人生を軌道に乗せ、普通に仕事をし、普通の幸せな時間を送れるのかどうか、
大きな不安が襲い掛かります。

依存心克服の困難

カルト集団に属していたならば、そこでは全てに明確なルールづけがされており、そのルールに従うだけの生活を
していたものと思われます。

しかし、現実の世界では、全てを自分で決めていかなくてはなりません。

それができず、朝パジャマから着替えて何を着るかすら、簡単に決められない状態も多いと聞きます。

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法は、数々のスパイを寝返らせてきた元FBI捜査官の心理テクニックが書かれた本。
「まあね…」はウソのサイン、唇を触る人は不安を感じているなど、実践的なコミュニケーション術が公開されています。

2015年の発売から、継続的に売れ続けている良著。
心理学入門にもおすすめ。

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法

定義と用語解説

マインドコントロールにかかる心理

具体的なマインドコントロール・洗脳の方法

マインドコントロール・洗脳されないためには

マインドコントロール・洗脳を解くには

マインドコントロール・洗脳事件簿

以下にご紹介するのは、世界で実際に起きたマインドコントロール・洗脳事件です。

MKウルトラ計画

パトリシア・ハースト事件

オウム真理教事件

統一教会

ホームオブハート事件

神世界事件

ライフスペース

テート・ラビアンカ殺人事件

集団自殺事件

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