マンソンファミリーの実態
マンソンは、ファミリーのメンバーを洗脳し、絶対服従を強いることに成功していましたが、この洗脳術は、主に刑務所で
学んだものでした。
刑務所では、本を読んで洗脳術や催眠術を学んでいたようです。
そして、マンソンファミリー最盛期は、折しも「MKウルトラ計画」でLSDが大量に出回った60年代であり、マンソンも、
ファミリーの儀式にこれを採用し、中毒になりました。
LSDは、幻覚剤の中でも最も人格破壊能力があると言われ、LSDの大量摂取を繰り返したマンソンファミリーが、
その影響下で大量殺人を犯したことは間違いありません。
テート・ラビアンカ事件を受けて逮捕されたファミリーの中心メンバーは、精神病理学検査の結果、精神異常の症状が
認められたといいます。
つまり、社会のルールを判別できるはずもなく、自分たちのルールに則って行動することしかできない状態だったのです。
ファミリーのメンバーで、テート・ラビアンカ事件の主犯マンソンと、実行犯のファミリーメンバーの全員が、死刑判決、
若しくは終身刑を言い渡されています。
その中で、既に獄中死した者もいれば、今尚、仮釈放を申請を続けている者もいます。
ただ、犯行を行ったのはファミリーのごく一部であり、もし別のメンバーが抜擢されていたら、マンソンへの忠誠心のもと、
同じように残虐殺人を犯していた可能性が極めて高いと思われます。
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定義と用語解説
マインドコントロールにかかる心理
具体的なマインドコントロール・洗脳の方法
マインドコントロール・洗脳されないためには
マインドコントロール・洗脳を解くには
マインドコントロール・洗脳事件簿
以下にご紹介するのは、世界で実際に起きたマインドコントロール・洗脳事件です。