そのほかの集団自殺事件
カルト集団の中で、マインドコントロールや洗脳の技術を用いて、信者を死に追いやる集団も過去に幾つか存在しました。
つまり、マインドコントロール・洗脳の技術を駆使すれば、人を死に追いやることも可能というわけです。
以下、世界的に有名になった、そのほかの集団自殺事件を挙げておきます。
ブランチ・ダヴィディアン
アメリカのカルト集団で、1934年頃に結成されました。
1990年にデヴィッド・コレシュが教祖になり、終末戦争に向けての準備が加速します。
武器を大量に不法所持し、そのことからFBIに強制捜査に入られますが、最後は教団建物に火を放ち、教祖を含む
81人が亡くなります。
太陽寺院
ヨーロッパのカルト集団で、リュック・ジュレが元所属していたフランスの宗教集団から独立し、スイスで自身の教団を
立ち上げます。
この集団も「終末」を意識することで死に向けて準備を加速化させ、1994年にスイスで信者53人が死亡、1995年に
フランスで信者16人死亡、そして1997年に、カナダで信者5人が、それぞれ自殺という形で死亡しています。
ウガンダ・終末教団
1980年代終わりに、元カトリック教会神父のジョセフ・キブウェテレが創設した教団です。
この教団は国から宗教法人の認可を受けていましたが、「終末論」の末に、2000年に教会の建物を爆破させ、
約500人が死亡したといわれています。
元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法
元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法は、数々のスパイを寝返らせてきた元FBI捜査官の心理テクニックが書かれた本。
「まあね…」はウソのサイン、唇を触る人は不安を感じているなど、実践的なコミュニケーション術が公開されています。
2015年の発売から、継続的に売れ続けている良著。
心理学入門にもおすすめ。
定義と用語解説
マインドコントロールにかかる心理
具体的なマインドコントロール・洗脳の方法
マインドコントロール・洗脳されないためには
マインドコントロール・洗脳を解くには
マインドコントロール・洗脳事件簿
以下にご紹介するのは、世界で実際に起きたマインドコントロール・洗脳事件です。