マインドコントロール・洗脳のステップ

マインドコントロール・洗脳をどのように進めるのか、その過程については、様々な学者が、様々な工程を
提示しています。

そこに共通していることは、どのような方法でも、人の人格を「焦らず、確実に」変えていく、ということです。

ここで、最も一般的な学説とされる、マインドコントロール・洗脳のステップについて説明します。

1.解凍

今まで培っていた価値観や思考パターンを破壊=解凍し、新たな価値観を植えつける準備をします。

ここで行われることは、相手を弱らせることです。

睡眠不足状態、栄養不足状態に陥らせることで思考を鈍らせ、プライバシーを奪い、苦痛を与えます。

このような環境に相手を置くことで、今までの価値観を崩す基礎を築きます。

2.変革

今までの肯定的価値観を否定し、新たな価値観を植えつける作業に入ります。

そのやり方も様々で、その集団・教団のビデオを長時間見続けることを強要する、祈祷を続けるなど、
マインドコントロール・洗脳する側の思想を植えつけるための教材を詰め込みます。

3.再凍結

ここでは、変革によってもたらされた新しい価値観を更に強固なものにする作業に入ります。

マインドコントロール・洗脳された側の所有物や財産の没収、自分たちの活動を運営する側に回す、更に、新しい
名前をもらい、新しい外見(髪型を変えたり服装を変えること)を得て、完全な別人になることもあります。

今までの友達や家族とは完全に別離をします。

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法は、数々のスパイを寝返らせてきた元FBI捜査官の心理テクニックが書かれた本。
「まあね…」はウソのサイン、唇を触る人は不安を感じているなど、実践的なコミュニケーション術が公開されています。

2015年の発売から、継続的に売れ続けている良著。
心理学入門にもおすすめ。

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定義と用語解説

マインドコントロールにかかる心理

具体的なマインドコントロール・洗脳の方法

マインドコントロール・洗脳されないためには

マインドコントロール・洗脳を解くには

マインドコントロール・洗脳事件簿

以下にご紹介するのは、世界で実際に起きたマインドコントロール・洗脳事件です。

MKウルトラ計画

パトリシア・ハースト事件

オウム真理教事件

統一教会

ホームオブハート事件

神世界事件

ライフスペース

テート・ラビアンカ殺人事件

集団自殺事件

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