ライフスペース主宰者・高橋弘二(1938年7月23日生まれ)
高橋弘二は元々税理士で、自身の「高橋弘二税理士事務所」を経営していました。
しかし1980年代から、その活動内容が、自己啓発セミナー主体のものに変わっていきます。
高橋は、当初アメリカ人のロバート・ホワイトが設立した「ライフダイナミックス」に参加していましたが、
1983年にそこから独立して、自分が主宰する「ライフスペース」を立ち上げました。
1990年代半ばまでは、あくまでセミナーを運営する立場として認識されていたに過ぎなかったと思われますが、
90年代の終わりには、「セミナー主宰者」ではなく、「カルト集団のリーダー」として全国的に有名になっていきます。
高橋の、伸ばしっぱなしの髪と髭という俗世離れした風貌は、元税理士とはかけ離れ、カルト集団のリーダーという
イメージそのものと言わざるを得ないのですが、世間が何より注目したのは、高橋の発言内容です。
「ウィキペディア」によると、「成田ミイラ事件」の記者会見で、遺体がミイラであったにも関わらず
「警察がホテルに入った時点でまだ男性は生きていた」という考えられない発言をしたということです。
ほかにも、高橋の発言は、毎回世間が注目し、失笑せざるを得ない内容ばかりでした。
高橋が服役して出所した現在も、不思議とライフスペースのメンバーは高橋の元を離れずにいるとのことで、
彼がどのようにメンバーを惹きつけているのかが疑問です。
元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法
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2015年の発売から、継続的に売れ続けている良著。
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定義と用語解説
マインドコントロールにかかる心理
具体的なマインドコントロール・洗脳の方法
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マインドコントロール・洗脳事件簿
以下にご紹介するのは、世界で実際に起きたマインドコントロール・洗脳事件です。