危険なスピリチュアル産業

現代社会で、「スピリチュアル」というものは大変な人気を持っています。

しかし、殆どの学者が、スピリチュアルなものに惹かれる人たちをターゲットにした商売、
通称「スピリチュアル産業」に対して、批判的な立場です。

これこそまさに、人の心の弱さに漬け込んだ詐欺的行為だ、というのです。

私たちは、普段から色んなことを恐れています。

最も一般的な恐怖は、犯罪に巻き込まれること、病気になること、そして、死ぬこと、です。

スピリチュアリストと呼ばれる、この産業のエキスパートたちは、揃って「死後の世界がある」
「人は生まれ変わる」と説いていますが、実際には三大宗教(キリスト教、仏教、イスラム教)の概念とは
真逆のことです。

なぜなら、これら世界三大宗教のどれにも、生まれ変わりは存在しないのです。

また、科学的にも生まれ変わりは証明されていません。

確かに、「生まれ変わり」は、私たちの不安を払拭してくれる大きな魅力を持つ言葉です。

この言葉を利用して、スピリチュアリストたちは、多くの支持を得るようになりました。

本来なら、死への恐怖から誰も逃れることはできないのに、です。

そういうことをテレビその他のメディアで堂々と言うので、多くの人が影響を受けます。

そして恐怖を回避するために、あらゆることを試みようとします。

これが、マインドコントロールされるきっかけとなり得るということは、言うまでもないことです。

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法は、数々のスパイを寝返らせてきた元FBI捜査官の心理テクニックが書かれた本。
「まあね…」はウソのサイン、唇を触る人は不安を感じているなど、実践的なコミュニケーション術が公開されています。

2015年の発売から、継続的に売れ続けている良著。
心理学入門にもおすすめ。

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法

定義と用語解説

マインドコントロールにかかる心理

具体的なマインドコントロール・洗脳の方法

マインドコントロール・洗脳されないためには

マインドコントロール・洗脳を解くには

マインドコントロール・洗脳事件簿

以下にご紹介するのは、世界で実際に起きたマインドコントロール・洗脳事件です。

MKウルトラ計画

パトリシア・ハースト事件

オウム真理教事件

統一教会

ホームオブハート事件

神世界事件

ライフスペース

テート・ラビアンカ殺人事件

集団自殺事件

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