松本智津夫の略歴

麻原彰晃と名乗り、オウム真理教の絶対君主であった松本智津夫は、1955年に熊本県で生まれました。

生まれつき目に障害があり、盲学校を卒業。

学業では平均的な成績であったにも関わらず医学部を志し、結局受験に失敗しています。

昭和50年に鍼灸免許を取得し、東京で鍼灸治療院を開き、その後、漢方専門の薬局を開きました。

しかし、偽薬を販売し、薬事法違反で逮捕されます。

この頃から、「金儲けするには宗教をやることだ」と知人に漏らすようになっていたようです。

このように、根底的には「金儲け」を目論みつつ、同時に「日本を牛耳る」という新たな夢も育みます。

その結果、ヨガ教室から始めた自分を代表とする集団を宗教法人にまで成長させ、更に犯罪集団へと導いていくことに
なりました。

松本の目指したものは、人類の救世主になることでも何でもなく、金儲けをし、日本を支配することでした。

それを本人が認めたかどうかはさておき、自らの団体を立ち上げる前に思い描いた夢を叶えるために、宗教団体を
育て上げ、君臨するために、信者たちを洗脳していったということは推測できます。

カルト宗教の商売にありがちな、全財産の搾取といったことも当然行われていました。

その誇大妄想故に大罪を犯し続け、13事件で起訴、27人の殺人に関与したという、日本の犯罪史で最悪の記録を
更新することになりました。

2012年現在は、死刑囚として収監されています。

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法は、数々のスパイを寝返らせてきた元FBI捜査官の心理テクニックが書かれた本。
「まあね…」はウソのサイン、唇を触る人は不安を感じているなど、実践的なコミュニケーション術が公開されています。

2015年の発売から、継続的に売れ続けている良著。
心理学入門にもおすすめ。

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定義と用語解説

マインドコントロールにかかる心理

具体的なマインドコントロール・洗脳の方法

マインドコントロール・洗脳されないためには

マインドコントロール・洗脳を解くには

マインドコントロール・洗脳事件簿

以下にご紹介するのは、世界で実際に起きたマインドコントロール・洗脳事件です。

MKウルトラ計画

パトリシア・ハースト事件

オウム真理教事件

統一教会

ホームオブハート事件

神世界事件

ライフスペース

テート・ラビアンカ殺人事件

集団自殺事件

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