マインドコントロール・洗脳の基本

マインドコントロール・洗脳のために、マインドコントロール・洗脳をする側は高度なテクニックを使うことがあります。

そのテクニックには大きく4つの基本形があります。

1.思考操作

思考の操作とは、相手の中に、マインドコントロール・洗脳する側のリーダーのことを絶対だと刷り込ませることや、
その集団が持つ思想や理念をあたかも唯一の心理で正しい道だと思い込ませることです。

2.感情操作

感情操作とは、例えば何かに対して極端に罪悪感を抱かせる、集団の中でのことに最高の喜びを見出すことなどです。

更に例を挙げると、教団やリーダーが何か失敗をしても、それは彼らの責任ではなく、遠まわしにでも自分のせいだと
信じ込み、深く罪悪感を抱かせるようにすることです。

3.情報操作

情報操作では、余計な情報をマインドコントロール・洗脳される側に遮断させます。

よくテレビを見ていると、マインドコントロールにかかった人は、「テレビをつけるのも怖かった」
「何も見ないようにしていた」と言っていますが、マインドコントロール・洗脳する側の主張が唯一の心理であり、
そのほかは間違ったものなので、そういうものに「惑わされないように」、俗世から情報を遮断するのです。

4.行動操作

行動操作でよく使われる技法は、常に誰かと一緒に行動させたり、集団生活をさせたりすることです。

行動は、マインドコントロール・洗脳する側が完全に支配します。

また、過酷な労働をさせ、考える時間を奪うことも、カルト集団などでよく使われる方法です。

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法は、数々のスパイを寝返らせてきた元FBI捜査官の心理テクニックが書かれた本。
「まあね…」はウソのサイン、唇を触る人は不安を感じているなど、実践的なコミュニケーション術が公開されています。

2015年の発売から、継続的に売れ続けている良著。
心理学入門にもおすすめ。

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法

定義と用語解説

マインドコントロールにかかる心理

具体的なマインドコントロール・洗脳の方法

マインドコントロール・洗脳されないためには

マインドコントロール・洗脳を解くには

マインドコントロール・洗脳事件簿

以下にご紹介するのは、世界で実際に起きたマインドコントロール・洗脳事件です。

MKウルトラ計画

パトリシア・ハースト事件

オウム真理教事件

統一教会

ホームオブハート事件

神世界事件

ライフスペース

テート・ラビアンカ殺人事件

集団自殺事件

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