マインドコントロール・洗脳解除の難しさ

マインドコントロール・洗脳の解除は、実は強靭な忍耐を必要とする、とても難しい作業です。

マインドコントロール・洗脳の解除がいかに難しいか。

それは、マインドコントロール・洗脳をした集団内で過ごすことで、内面が完全に入れ替えられた状態なのですから、
普通の話し合いすら望めないレベルなのです。

そのほかにも、次のことなどが挙げられます。

根本的価値観の相違

こちらが正攻法で「あなたはコントロールされている」と言っても、「そちらこそ一方的な情報に流されてコントロール
されている」と言われてしまいます。

こちらがマインドコントロール・洗脳されている側なのだと主張するようになり、話し合いは最初から平行線を
辿ってしまいます。

コントロールされた感情

マインドコントロール・洗脳を受けた人は、「脱会したらひどい目に遭う」と常に脅かされてきたはずです。

これらが大きな不安や恐怖となり、マインドコントロール・洗脳を解く弊害になります。

既に失っているものがあまりに大きい

マインドコントロール・洗脳された人は、財産、信頼関係、仕事、健康状態など、全てのものを既に失っている状態です。

これだけ多くのものを失った状態では社会に復帰できないと考えたり、集団にいたほうが楽なのではないかと考えることに
なります。

家族への敵対心

集団は、恐らくマインドコントロール・洗脳を受けた人に対して「家族は善人の姿をした悪魔だ」と刷り込み、
家族に対する恐怖心を植え付けているものと思われます。
こういう状況だと、家族と接するのが怖く、心を閉ざしてしまいます。

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法は、数々のスパイを寝返らせてきた元FBI捜査官の心理テクニックが書かれた本。
「まあね…」はウソのサイン、唇を触る人は不安を感じているなど、実践的なコミュニケーション術が公開されています。

2015年の発売から、継続的に売れ続けている良著。
心理学入門にもおすすめ。

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定義と用語解説

マインドコントロールにかかる心理

具体的なマインドコントロール・洗脳の方法

マインドコントロール・洗脳されないためには

マインドコントロール・洗脳を解くには

マインドコントロール・洗脳事件簿

以下にご紹介するのは、世界で実際に起きたマインドコントロール・洗脳事件です。

MKウルトラ計画

パトリシア・ハースト事件

オウム真理教事件

統一教会

ホームオブハート事件

神世界事件

ライフスペース

テート・ラビアンカ殺人事件

集団自殺事件

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